人に優しいということは性別問わずとても大切で魅力的なことです。

女性の好きな異性のタイプの条件にも「優しい人」というワードがある場合はとても多いです。

そんな素晴らしい「優しさ」を持っているのになぜ優しすぎるとモテないのでしょうか。

またどのようにすれば優しい人がモテるようになるのでしょうか。

1.男らしさを感じにくい

優しい男性の共通点として協調性がとても高いことがあげられます。

まわりの空気を読んで自分は後手に回ったりするのも非常に得意です。

その人がいると空気が和んだり、癒し系と呼ばれたりすることも多いでしょう。

ですが実は逆に、自分で何かを決めたり周りを導いたりするのが不得意だったりする事も多いです。

食事をする時、どこに食べにいくかを相手に委ねていませんか?何をするか迷った時、まわりの意見に従うだけになっていませんか?女性はそういった部分に比重をとても大きくおいています。

同性からしてみると、いつも合わせてくれるから付き合いやすくて一緒にいて楽に思えることでも、女性からしてみると逆に作用してしまいます。

あまりに意見がなかったりすると女々しく感じてしまって「いい人」で終わってしまうことが多いため、モテない男性になってしまいがちです。

人と付き合う時には協調性や謙虚な姿勢はとても大切ですしモテるためにそれを捨てるようなことはする必要はありません。

モテない男性にならないためには、優しい気持ちは持ちつつ、時には自分の意見をしっかり言った、間違っていることはしっかり訂正したりといった男らしい面が大切です。

2.恋愛に発展しにくい

人はどういう時に恋におちるでしょうか。

雨が降っている時に傘をくれた時、電車でお年寄りに席を譲っているのをみた時、そういった優しさを感じる出来事があった場合ももちろん恋におちる可能性はあります。

ただ恋におちるタイミングの多くはそういったこととは真逆で、ギャップを感じた時に起こるものです。

優しい人には穏やかな人が多くいつも気分が安定している人が多いです。

一緒にいると自分も優しい気分になれたり穏やかでいられたりするので好感は持てます。

ただ、なんとなく一緒にいてそういった気分になれるだけでは恋にはおちません。

例えば、そういった人が悪いことをしている人に対して怒っている場面を見た時などに女性は恋におちやすいです。

また心理学用語でゲインロス効果というものがあります。

これは、毎日ポジティブなことがあるよりも、悪い印象から良い印象に変わった時のほうが受ける影響が大きくなる心理効果だそうで、恋愛においてもとても大切な要因の一つになってきます。

よく、悪い男がモテるというのはこの影響が非常に大きいためです。

安定した優しさだけではなく、意外性のある更に良い印象を与えるようなインパクトのある出来事があると恋におちやすくなります。

モテない男性でいないためには、こういったギャップも意識して意外性のある言動が鍵になります。

3.特別感を感じにくい

優しい人というのは、たいがい誰に対してでも分け隔てなく優しいです。

人としてこれはとてもいい事ですし魅力的なことなのですが、これも恋愛という面からみると厄介なポイントになってしまいます。

さらにこの「誰に対しても」という部分は、今まであげた2つと比べて好転させるのがとても難しく、下手をすると嫌われてしまうこともあるくらい、女性は自分を特別に想ってほしいという傾向が強いです。

難しい理由は単純で、簡単に特別感を出すには彼女以外に冷たく接すればいいのですが、それだとその人本来の魅力である優しさも失われてしまうためバランスが大切になってきます。

本来の優しさは捨てず皆に優しく接するとともに、その倍以上の優しさを相手に向けることで特別感を出すことはできます。

特にその時に、相手の好みなど個人的な趣向に紐づくような行動をしてあげると特別感を演出しやすいです。

別のアプローチとしては、いわゆる紳士的な振る舞いが効果的です。

日本ではあまり馴染みのないようなことになりますが、車のドアを開けてあげたり、レディーファーストとして何かする時に先に彼女を優先してあげたりといったことは特別に感じやすいです。

また、馴染みのない文化だけに万人にはあまりやっていないでしょうから、特定の相手にだけやりやすいです。

缶ジュースの蓋を開けてあげたり高いものを取ってあげたりといった、女性が苦手だと感じそうなことをしてあげるのも特別感を与えるには効果的です。

優しいだけではモテない

「優しさ」は決して悪いことではないですが、優しすぎたりそれだけだと異性としての魅力にかけてしまう事もあります。

ただし「優しさ」があるとモテるには至らなくても誰からも好かれやすいですし確実に武器になります。

実際お付き合いしていくにあたってはなくてはならない要素ですし、決してデメリットなどではありません。

自分の持っている性格を活かしながらより魅力的に振る舞えるように心がけたいものです。